リチルライニング(ロトライニング)の工程

 

ライニングの致命的欠陥となる剥離はどうして起きるのか。それを知るには薬液の浸透理論を理解する必要があります。

浸透のプロセス


浸透量が増大する条件
浸透性の高い物質
温度が高い
濃度差が高い物質
温度差が大きい

 


これらの手法を組み合わせたライニング技術で、耐食性を高め課題を解決しています。

母材との密着性を高める
ブラスト、プライマー、その他の下地処理実施。
複合ライニング
耐収縮対策、耐傷対策、耐食層の付加。
ライニングの厚膜化
処理欠陥部分の保護、浸透量抑制。

  最先端産業を支える職人的発想

私たちは、コンピュータ制御の最新鋭の設備を駆使しながら時には職人的な発想を持つことも忘れてはいません。母材に十分なアールはあるか。突起や段付きはないか、溶接部にピンホールやラフはないか、など様々な角度から点検を行い作業を進めます。

静電粉体塗装ライニング
1号炉

4×4×10m(内寸)
対象グレード
NF-014 NF-020 NF-240ほか

 

  コーナーRについての注意事項
ライニング膜厚仕用
凸R
凹R
0.1mm以上〜0.2mm未満
2R以上
5R以上
0.2mm以上〜0.4mm未満
4R以上
10R以上
0.4mm以上〜0.8mm未満
6R以上
15R以上
0.8mm以上
8R以上
20R以上

 

 

 

エア抜き穴についての注意事項

コーティング時の熱処理で内部空気膨張による機器の損壊を防止するためにエア抜き穴の確保が必要です。

 

 

ノズル・フランジについての注意事項

ノズル・フランジ等に耐食ライニングを施す場合、ノズル径や高さに注意が必要です。

ノズル径
ノズル高
25A
パットフランジ必要
40A〜65A
60mm以下
80A〜125A
100mm以下
125A以上
150mm以下

 

 

溶接についての注意事項

溶接部は十分に肉もりを行って滑らかな面になるように仕上げる必要が有ります。溶接部にラフ,スパッタ,ピンホール,アンダーカット等が有りますと間違いなくフッソ樹脂皮膜に発泡が生じ、ピンホールとなります。 また加工面に僅ずかでも隙間等が有りますと発泡につながりますのでライニング施工面にあたる鋼材の溶接部には隙間ができないよう溶接を行ってください。 配管については特に細径では内面からの溶接肉もりが不可能なため、一層目をTIG溶接とする必要が有ります。

 

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