新グレード:NFX-850ECBのご紹介
NFX-850ECBは、新しいタイプの表面処理です。従来のフッ素樹脂コーティングや粗面仕様コーティング(例:タックフリーコーティング)で困難な「高離型性」と「表面性」を両立し、更に「帯電防止性」も付与しました。NFX-850ECBは、「高粘着物を扱うが、製造機器の粗面化はNG」といったご要望にお応えします。粗面仕様コーティングと比較した場合、NFX-850ECBには次のような特長があります。
(1)表面性が格段に優れています(Ra3程度で、凸凹が小さい)。
(2)粗面仕様で施工困難な母材・部位(配管ダクト内面など)にも施工可能です。
(3)下地に粗面化のための層が不要です。このため、比較的短納期かつ安価に施工出来ます。
また、帯電防止性を付与しています。
このような特長があるため、NFX-850ECBは、粘着性フィルムを通すダクトや、凸凹転写不可のタック性フィルムが接するロール、などに最適です。
| 主材料 |
標準膜厚 |
耐熱温度
[℃] |
硬さ
[鉛筆硬度] |
表面粗さ(※1)[μm] |
帯電防止
特性 |
| Ra |
Ra |
焼付
シリコーン |
20μm |
230 |
5H〜6H |
3 |
15 |
あり
(※2) |

※1) JIS0601-2001 に準拠。Ra:算術平均粗さ、Rz:最大高さ。
※2) 漏洩抵抗値 < 106Ω
[注]上記のデータは、テストパネルでの実測値であり、保証値ではありません。 |

NFX-850ECBの表面 |
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タック性のフィルムを空気輸送するダクト

内面にNFX-850ECBを施工しました。母材が薄いこと、及び、細径長尺寸法であるため、粗面化仕様コーティングは施工できません。また、フッ素樹脂をコーティングした場合は、フィルムが内面で貼り付き、搬送不良が起こりました。

NFX-850ECBにより、極めて良好なフィルム搬送性を実現することができました。 |
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◎試験条件
テストパネルに、粘着テープを一定の力(0.2kgローラー、2往復)で貼り、30分間放置。その後、テープを剥離。

| 剥離速度 |
300mm/min |
| テープ |
幅25mm/長さ200mm |

◎試験結果

| テストパネル |
剥離力( N ) |
| SUS304(2B材) |
5.8〜8.0 |
| PTFEコーティング |
4.0〜7.6 |
| NFX-850ECB |
0.1〜0.2 |
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“シリコーンを主材料としている表面処理は不可”という工場があります。これは、一般にシリコーン系材料は有機溶剤に弱い、とされているためです。皮膜成分(シリコーン系材料)が剥離すれば、製品の品質低下を招きます。
NFX-850ECBにおいては、シリコーン系材料を焼付塗装しているため、このような心配はありません。従来のような塗布するだけのタイプとは異なり、有機溶剤をご使用の環境においても、安心してお使いになれます。
◎溶剤の影響評価試験
1.テストパネルを、MEK、アセトン、酢酸エチル、トルエン、ヘキサン、メタノールに60時間浸漬。
2.浸漬後、描画試験(JIS K 6894 準拠)を行い、密着力を評価。

◎評価結果

| MEK |
アセトン |
酢酸エチル |
トルエン |
ヘキサン |
メタノール |
| 5点(最高点)。密着力は良好。 |
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| 東京 |
大阪(本社) |
| TEL.03-3688-3237 |
TEL.072-361-3391 |
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